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多くの写真用レンズは前提として高解像度であるべきとされています。
そして解放F 値は小さく画面は均質であるべきで、
それを乱すものは収差と呼ばれて敬遠されます。
こういった多くの条件は正確な写真を撮影するには当然必要なので
現代においてはとても高いレベルで達成されているものだと思います。
しかし、レンズとしての機能を保ちながら
もっとゆるやかな条件で設計してみるとどうなるでしょうか。
TETTOR は、前提となるものをひとつずつ取り替えながら
光学機器を再構築する実験です。